何らかの事情で日本国籍を喪失して外国籍を取得した人(元日本人である外国人)は、日本国籍を再度取得することは可能です。取得のための要件も、一部ですが緩和されています。

自己の志望によって外国の国籍を取得したときは、日本の国籍を失う

日本国は、二重国籍を認めていません。したがって、自己の志望によって外国の国籍を取得したときは、日本の国籍を失うことになります。

例えば、以前の私のクライアントさんは、若いころからアメリカで働いていたが、結婚して今後もアメリカで生活して働くこと、税金のこと、家を買うことを考えるとアメリカ国籍を取得するのが良いだろうと考えて、アメリカ国籍を取得して日本国籍を喪失しました。

ところが、リーマンショックで仕事を失い、先に日本に帰っていた妻(日本国籍保有)を追って、日本に帰国しました。本人は既に日本国籍を喪失していますので、外国人として「日本人の配偶者等(日本人の子)」の在留資格で日本に滞在することになります。本人は上陸時に長期の在留期間をもらうことが出来ましたが、より安定して妻と日本で生活をするために、日本国籍を再取得することを希望しました。

日本国籍再取得の要件

日本国籍を再度取得する場合は、通常、外国人が日本に国籍申請するよりも要件は緩くなっていて、以下の要件を満たしていなくても申請することができます。

〇5年以上住所が日本にある要件
〇行為能力の要件
〇独立して生計を立てることが出来る要件

 

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