経営に関する活動を主たる業務として行っていれば、料理を行っても資格外活動に該当しません。

 

在留資格「技能」とは

「技能」の在留資格は、「本邦の公私の機関との契約に基づいて行う産業上の特殊な分野に属する熟練した技能を要する業務に従事する活動」とされており、具体的には

1調理人、製菓技術者、ソムリエ等 2外国様式の建物の建築技能者 3外国に特有の製品の製造又は修理技術者 4毛皮、宝石加工技術者、ペルシャじゅうたん加工師 5動物調教師 6石油探査・地熱開発技能者 7航空機操縦者 8スポーツ指導者

があります。該当する職業は1~8に列挙されたものだけです。

 

在留資格「経営・管理」とは

「経営・管理」の在留資格は、「本邦において貿易その他の事業の経営を行い又は当該事業の管理に従事する活動」とされています。

インド カレー

「経営・管理」の外国人は、厨房で鍋を振れないのか?

例えば、中華料理やインド料理の料理人(在留資格「技能」)の外国人が、日本のレストラン等で数年勤務した後で「自分のお店を持ちたいな~」と考えるのは、ごく自然なことです。

このような場合は、在留資格を「技能」から「経営・管理」に変更する必要があります。なぜなら、「技能」は従属的な立場でレストラン等の事業に従事することを想定した法律の規定になっているため、事業を経営するときに必要になる”事業の経営判断”という要素を含む活動を想定していない、と考えられるからです。

それでは、レストランを経営することになった(在留資格を「経営・管理」に変更済み)元料理人の外国人は、厨房に立ち中華鍋を振ったり、カレーのナンを焼いたりすることはできないのでしょうか?

レストランを経営することになった外国人は、主たる活動として経営に関する活動を行うほかに、その一環として行う現業に従事する活動(この場合だと料理)は、在留資格「経営・管理」の活動に含まれることになり厨房で料理することが主たる活動とならない限りは、料理をすることは可能です。

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