日本で働く外国人は、業務内容に合致した在留資格を得る必要がありますが、ホテル客室内のベッドメイキングや室内清掃の仕事は、高度な知識や専門性は必要ではなという理由から、該当する在留資格がありません。

「留学※」、「家族滞在」、「特定活動(ワーキングホリデー)」、「日本人の配偶者等」、「永住」などのように業務内容に制限がない在留資格を持つ外国人であれば、ベッドメイキング等の仕事に就くことができます。(※「留学」では風俗関係の仕事に就くことはできません)

ベッドメイキングは人手不足!!

10年位前ですが、私のお客様だった中国人留学生が、当事務所の近くのビジネスホテルで、ベッドメイキングのアルバイトをしていました。大学で見つけたのか、仲間内で紹介しあったのかはわかりませんが、そのホテルで働く多くのベッドメイキングには、中国人留学生が従事していたそうです。

最近は、北海道にも海外からの旅行者が増え、ホテルの稼働率も高く、新しいホテルもどんどんオープンしていますので、室内清掃・ベッドメイキングを請け負う会社では、深刻な人手不足となっています。

当事務所にも、民泊を行う会社や室内清掃を請け負う会社から「人手が足りないので、外国人を雇いたい」という相談が多く寄せられています。

しかしながら、ベッドメイキングや室内清掃は、高度な知識や専門性は必要ではなという理由から、該当する在留資格がありません。つまり、この仕事に従事することを理由に、在留資格をもらうことができません。

以前、「フィリピン人の清掃員は高度な技術があるんだから、『技術・人文知識・国際業務』の在留資格に該当するのでは?」と質問を受けたことがあります。『技術・人文知識・国際業務』の在留資格では、高度な学術上の知識や専門性が要求されますが、高度な技術は要求されません。高度な技術が要求されるのは『技能』の在留資格ですが、技能では該当する職種が限定列挙されていて、これにベッドメイキングは入っていません。

ベッドメイキングに就くことができる外国人

「留学」や「家族滞在」の在留資格を持ち資格外活動許可を取っている外国人は、週28時間と就労時間の制限はありますが、ベッドメイキングや室内清掃の仕事に就くことはできます。

また、「日本人の配偶者等」や「永住」のように就労制限のない在留資格を持つ外国人、「特定活動(ワーキングホリデー)」の在留資格を持つ外国人もベッドメイキングや室内清掃に仕事に就くことはできますし、上記のような就労時間の制限はありません。

 

 

 

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