日本に滞在する外国人のパスポートの有効期限が切れてしまった場合、外国人本人の在留資格や在留期間に影響はありません。ただ、急な出国等のためには、常に有効なパスポートを持っていると安心です。
有効なパスポートとは
パスポートには、有効期限があります。通常は、顔写真のあるページに有効期限が記載されています。
外国人が日本に入国するときは、有効なパスポートを携帯している必要があります。
「有効なパスポート」とは、
1 発行権限を有するもの(日本の場合は外務省)が適式に発行したパスポートであること
2 所持人の人定事項が正しく表示され、パスポートの名義人と所持人が同じであること
3 一定の場合にパスポートの効力が無くなることがパスポートに明示されているときは、その効力が無くなる場合に該当しないこと
という要件を満たしているものをいいます。
日本滞在中にパスポートの有効期限が切れてしまう場合
日本滞在中に、外国人のパスポートの有効期限が切れてしまった場合ですが、外国人の在留資格や在留期間に影響はありません。
パスポートの有効期限が切れてしまうと、「在留資格が取り消されてしますのでは?」「オーバーステイになってしまうのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、そういうことはありません。
ただ、本国の親が病気になったときなど、急に日本を出国しなければならないことも考えられますので、パスポートの有効期限が迫っているときは、余裕をもって更新することをお勧めします。
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